2017年9月6日水曜日

ゆるっとヨガ漢方。vol,3今回も無事終了です。


ゆるっとヨガ漢方。vol,3今回も無事終了です。
今回は、秋にちなんだ内容で漢方とヨガの養生法をお伝えさせて頂きました。

「ゆるっとヨガ漢方。」では毎回[まずはお腹と心を満たしてから]という事で、最初に樫出先生特製の《樫出食堂養生プレート✨》を皆で頂きます。
いつも旬のお野菜がふんだんでとても丁寧に作られたお食事は、滋味深く体と心が喜ぶ美味しさです。



今回の樫出先生のKaon茶スープは
時期的には秋の入り口、でもまだ夏健在な今の時期にぴったりな、
『夏と秋の混在Kaon茶スープ♨』でした♡
内容は、Kaon茶/オクラ/茄子/赤ピーマン/山薬(やまいも)/みょうが/あおさ/梨・・と秋と夏のお野菜がたっぷり!


「スープに梨?!」と思った方もいらっしゃるかも💡
私も最初はそう思いましたが、煮込む中で冬瓜のような食感に変わっていてスープととても合うのでびっくりしました。よく考えたら韓国料理にも良く使われていますよね。
すごく美味しかったです。

梨は秋の養生食材。
乾燥の季節である秋にぴったりの「身体を潤す食材」で、
肺を潤し喉の痛みや炎症を和らげる作用があるとして、昔から用いられてきました。
これから風邪の季節になりますが、咳や喉のトラブルには是非梨を取り入れてみてくださいね。
梨自体には冷やす性質があるので、胃腸が弱い方や冷え性の方等は生のまま摂りすぎない様、やはりスープの様に熱を加えて頂くのが一番良さそうです。
このようにスープの具材一つからでも樫出先生は漢方の智恵や日常での生かし方を教えて下さいます。

『氣・血・水YOGA』も今回は秋の養生を取り入れつつ進めました。
秋は肺のケアが大事な季節。
臓器の中でも唯一呼吸によって外気と関わりを持つ肺は、
乾燥の季節である秋に最もダメージを受けやすい場所ですからね。
肺=呼吸
呼吸=生命を維持する体の働き
肺をケアすることは、生命力を養う事にも繋がるのです。
という訳で今回の『氣・血・水YOGA』では特に呼吸法に重きを置き、横隔膜をより柔軟に動かし呼吸をより深く行うための方法をお伝えしてみました。
勿論『氣・血・水YOGA』の基本の氣血水を巡らせるシークエンスもしっかり行いました。


キャンドルの灯りの中でYOGAと瞑想をした後は、最後に樫出先生の季節の養生のお話。

秋は「容平(ようへい)」。
「容平」とは万物が熟して実を結び、あらゆることの形(「容」)が定まる(「平」)ことの意味だそうです。
確かに、秋は色々なことが深まり、そして収まる季節ですね。
青々と茂っていた葉っぱも地に落ち一旦落ち着き、
黄金に実った稲穂も収穫され田んぼは平らに、
夏の昂ぶりも秋特有の凜とした空気とともに鎮まる、
そんな季節。

賑やかにせずに落ち着いた暮らしを心がけることが、
秋を心地よく過ごし冬を穏やかに迎える準備に繋がるのだそうです。


この「ゆるっとヨガ漢方。」
何しろゆるっとがテーマなので談話タイムもたっぷりあるのですが、
そんな談話も含めこの「ゆるっとヨガ漢方。」の時間と空間の至るところで「漢方とヨガの智恵」を感じてお楽しみ頂ける様に毎回企画させて頂いております。

とても、とても嬉しいことに、
毎回帰り際に必ずどなたかが「ヨガと漢方って繋がってるんですね」と言って下さるのです。
何よりうれしいお言葉です。
まさにその事をお伝えする為にこのゆるっとを企画しているはずなのに、皆様からそう返して頂くお言葉によって、私は(きっと樫出先生も)改めて漢方とヨガの繋がりを2重3重と強く確信しております。
まるでこちらが投げたボールをピカピカに磨いて投げ返して頂いた様な、
そんな素敵な気分です。巡っていて幸せです。有難うございます。

次回もお楽しみに。
私が楽しみです。
次回は冬の養生かな。
また告知させて頂きますね。

では。

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