2018年6月21日木曜日

アーユルヴェーダ的、梅雨のケア 其の1

みなさん、こんにちは 
木曜日にクラスを担当させていただいておりますMISAKOです!

夏至を迎えて、梅雨真っ只中ですね。
天候の変動で体調を崩される方も
多い季節ですが、体調はいかがですか?

私も気圧の変動にはあまり強くないのですが
雨に濡れていっそう色濃く見える葉っぱや
雨の音、夏が近づいているなぁと思わせる
夕暮れ時の香りが好きで、改めて
どんなものにも良し悪し、二面性があるなぁ
なんて感じています。

今日はそんな梅雨時にオススメの
アーユルヴェーダ的な簡単ケアを
お話しさせていただきたいと思います。

まずアーユルヴェーダの発祥、インドでは
雨季(日本では梅雨がそれに当たりますね)は
パンチャカルマと言って浄化療法を行うのに
ベストシーズンだと言われています。

何故か?というと梅雨は、
・雨が降り続き、湿度が高いことで
 カファ(水のエネルギー)が

・風が吹き荒れたり、気温や気圧の変動で
 ヴァータ(風のエネルギー)が

・梅雨の合間の夏のような蒸し暑い日には
 ピッタ(火のエネルギー)が…

といった具合に
どのエネルギーも増えやすく
動きも活発なのでバランスを崩しやすい時。

自然界の法則では、激しい動きの後に
それらは収束して再生していきますが
私たちはどうでしょう?

激しい変化の中で
そのまま体調を悪化させてしまう方が多いのは
“心の働き”も影響するから。
忙しすぎる生活や人間関係のストレス、食生活など。

もちろん生きているから、バランスを崩すことは悪いことではなくて、むしろ当たり前なんじゃないかな?と思っています。
大切なのは、自分を観察してこまめにケアをしていくこと!

例えば、なかなかシャキッと目覚められない
そんな時には朝のガルシャナがオススメです!
ガルシャナは
アーユルヴェーダの養生法の1つで
絹の手袋で身体をシャッシャッと
毛の流れに逆らうように
リズミカルにさすると
摩擦熱の刺激で
なんだか ぼやーんとしていた
頭が覚めて
身体がポカポカして
よーし、頑張るぞ!という気分に
させてくれます。
この時期特有の冷えや浮腫みのケアに
おすすめですが…
乾燥している場合はガルシャナの後に
オイルで蓋をするように潤いも忘れずに☆

絹の手袋なんてないよーという場合は、
ご自分の掌で充分ですよ。
日本には『手当て』と言う素敵な言葉がありますよね、特別な道具がなくても私自身の手が私を癒すための道具になります。


アーユルヴェーダでは朝の身体に
前日の食べたものや感情で
消化しきれなかったものがアーマ(毒素)
として表層に浮かび上がってくると
考えるので、心地よく1日をスタートする為に
朝のケアを大切にしています。

大きくバランスを崩す前に
こまめに汲み上げていきましょう!

木曜日、18:30からの
アーユルヴェーディックヨガセラピーの
クラスではこんな風に季節の変化に寄り添いながらヨガと向き合っていきます。
みなさんと、ご一緒出来ることを
楽しみにしております♪

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